このCT画像は患者さまのほんの断片的な一部の画像です。ここからドンドン上に下に斜めに、画像を最深部に移動してあるいはガイコツをクルクル回転させて入口から最深部へあらゆる方向から診査していきます。
このホームページの画像は某有名ロール・プレイング・ゲームの詳細解説・攻略本に例えると、あの分厚い攻略本の、ほんの1ページの半分程度と考えてください。
歯周病の専門医という資格がありますが、専門医でもCTと手術用顕微鏡の2つを設置している所はほとんどないでしょう。特にCTはめちゃくちゃ高い割に採算が合わないので、更にその上CTと手術用顕微鏡の2つを設置している歯科医院は首都圏、東京23区等のお金持ちや政治家が多い地域くらいしかないかもしれません。
せっかく数年前にパノラマエックス線、デジタルパノラマエックス線のみでは正確な診査が困難な症例ではCT画像診断が歯科で保険適用(国に認められた)になったのに、もしCTがなければ難症例に対して歯を抜くか、そのまま徐々に悪化するのを待つのか、その都度大学病院に行くしかないのではないでしょうか?
また、CT画像診断なしで、かなり進行した重度の歯周病(歯槽膿漏)を治療しようとすると、手術時に歯グキを開けてみて、その場になってやっと初めて実際の患者さまの骨の破壊状況が分かります。あるいは分かったとしても、どうしても出血が邪魔して、治療中にハッキリ、クッキリと状況を確認して、治療をより正確にするのは大変困難ではないでしょうか。
保険適用可能な画像診断が出来る最新の医療機器がある、これも良質な歯科医療を提供するのに必要な要素だと私は思います。
月岡歯科医院ではCTと手術用顕微鏡の2つがあります
![]() 【CT画像(オーラルモード)】 |
![]() 【CT画像(デントモード)】 |
事前に撮影したCT画像で、より正確に画像診査・診断を行います。
入念に徹底的に骨の破壊状況、治療のシミュレーションが出来るので、治療の正確さも比べ物にならないのは想像するのに難しくないと思います。
治療(手術)前に上記のような入念な準備をしてさらに、治療中(手術中)には大きなモニターで患者さまのCT画像をリアルタイムで見ながら治療を行います。
例えるなら、カンニングペーパーで答えをしっかり覚えた上で、しかも試験中に黒板に貼ってある答えを見ながら問題を解答していくという感じです。人気の某ロールプレイングゲームで例えると、魔王城の中をより正確な3次元の地図(詳細な攻略法解説付き)を見ながら探索でき、お宝をゲットしつつさらに魔王や悪魔を倒す事が出来る!といった感じでしょうか。
上記に述べた歯周病治療の戦略を含めて総括しますと、歯周病の本格的な治療でも、当院ではCT画像診査、レーザー等を使用することにより、より正確な治療、治療時間の短縮など治療の効率化や、治療した部位(手術部位)の治りが早くなるといった、患者さまの精神的・肉体的負担を大幅に軽くすることを可能にしております。
患者さまの生きる力を支えたい! 元気になって欲しい! ラーメンやカステラも美味しいけども、もっと歯ごたえのある美味しいものをいっぱい食べて欲しい! そして是非長生きして欲しい!
そのための最後の砦でありたい!
私の使命は患者さまが普通に楽しくお食事が出来るようになり、笑顔を取り戻す事です。